ご挨拶
池上学院高校は、皆さんの本来持っている良いところ、得意なところ、素敵なところを一緒に探し、最大限に伸ばしていく学校です。池上学院高校の校訓「克己・感謝・利他」についてご紹介します。
校訓の1つ目の「克己(こっき)」。(*「克(か)つ」という漢字は「ものごとを乗り越える」という意味で使われる漢字です。相手に「勝つ」の漢字とは異なる意味を持ちます。)
「克己(こっき)」「己(おのれ)に克(か)つ」ということです。
他の誰かと比べるのではなく、常に向き合うのは自分です。あなたは、SNSなどのインターネットの世界で幸せそうに見える誰かと自分を比べてはいませんか?周りにいる、順調そうで楽しそうに見える誰かと自分を比べていませんか?ほかの誰かと比べた自分にいくら向き合っても、あなたの心が満たされることはありません。あなたが比べるのは、常に今までの「自分」であり、「克(か)つ」のは他の誰でもない、今までの「自分」にです。今までの自分より少しでも成長できたことを、自分自身が認めてあげましょう。これが、池上学院高校の生徒が実践する「克己(こっき)」です。
校訓の2つ目の「感謝」。
これは、「全てのことをあたりまえと思わずに、感謝の気持ちを持つ」という心のあり方です。私たちは普段与えられていることを「あたりまえ」と思いがちです。しかし、あたりまえと思わずに「ありがとう」「助かる」「嬉しい」と相手に伝えることで、私たちの人生は「ありがとう」でいっぱいの温かい関係で満ち足りたものになっていきます。私は、池上学院高校を生徒のみなさんと一緒に「ありがとう」の声でいっぱいの学校にしていきたいといつも思っています。
校訓の3つ目の「利他(りた)」。
これは、「小さなことでよいので、自分のできることをすることで、自分以外の誰かのためになる」ことです。けっして、なにか人のためにおおげさなことをしてください、ということではありません。たとえば、自分から挨拶をすることで、挨拶をされた相手が安心したり、ぱっと心が明るくなったりすることもあります。挨拶をするという、日常の何気ない小さなことも「利他(りた)」の心です。小さなことで良いので、自分の出来ることで自分以外の誰かのためになることを意識して実践していきます。
池上学院高校は、3つの校訓「克己・感謝・利他」を実践し、あなたが本来持っている良いところに気づき、育てることを実践していきます。苦手なことを克服するよりも、まずは良いところ、得意なところを伸ばしていきます。池上学院高校でのたくさんの経験から学び、成長したみなさんは、きっと自信がついて自分のことが大好きになりますよ!
本校の教職員は、生徒のみなさんが力を発揮できるようになるための応援団です。みなさんとお会いできること、そして一緒に高校生活を送れることを楽しみにしています。
- 学校法人池上学園 理事長
池上学院高等学校 校 長 - 池上 泰代
学校法⼈概要
- 法人名
- 学校法人 池上学園
- 高校名
- 池上学院高等学校
- 所在地
- 〒062-0903 札幌市豊平区豊平3条5丁目1-38
- 課程
- 通信制課程
- 学科
- 普通科
- 卒業資格
- ・3年間(36カ月)の修学期間があること。(前籍校含む)
・必履修教科・科目を全て履修し、74単位以上を修得すること。
・年間10時間以上(3年間で30時間以上)の特別活動に参加していること。
沿革
- 1969年
- 池上イングリッシュクラブを開設。
- 1985年
- 中学浪人予備校池上学院を開設。
- 1986年
- 個別指導塾を開設。池上式といわれる個別指導の授業を展開。
- 1992年
- 個別特訓予備校 大学受験科を開設。
- 1998年
- 札幌高等学院を開校。不登校・学力不振・中途退学の高校生に充実した高校生活を送らせるために、 東北以北初の東北以北初の通信制高校サポート校を誕生させる。
- 1999年
- 池上オープンスクールを開設。不登校の生徒たちを教育現場に戻すため、全国で初の全日制小・中等部を開設。 大検コースを開設。個別指導の徹底を図る。
- 2003年
- 学校法人池上学園 池上学院高等学校[通信制課程・普通科・単位制]認可。
- 2004年
- 学校法人池上学園 池上学院高等学校 [通信制課程・普通科・単位制] を開校。
- 2005年
- 学園前キャンパスを開校。
- 2006年
- 専攻科 介護福祉コースを開設。
- 2009年
- 池上学院グローバルアカデミー専門学校を開校。函館キャンパス・帯広キャンパスを開設。
- 2010年
- 北見キャンパス・室蘭キャンパス・釧路キャンパスを開設。
- 2011年
- 旭川キャンパスを開設。
- 2013年
- 苫小牧キャンパスを開設。開校10周年記念式典挙行
- 2016年
- 進路実現、集中スクーリングコースを新設
- 2021年
- タブレットPCを用いた学習を導入